いつもは仕事始まりにはほうじ茶を飲んでいますが、今朝は煎茶をいれてみました。
茶葉を急須に入れ、湯呑に注ぐと茶柱が立っています。
一人なのに「おっ!茶柱」って声に出して喜んで、「いいぞ、いいことあるな」と独り言が思わず出ちゃいました。
そもそもなんで茶柱が立ったら縁起がいいのか?
気になったのでネットで調べてみることに。
「茶柱が立つと吉事の前触れ」
そうそう、日本らしい良い言い伝えだ。
で、何故かはおもに3つ理由があって、
1. こまかく砕けた茶葉ではなく、茎が急須の網の目をかいくぐる、この偶然自体がめずらしいのにそのうえ「立つ」なんてのは奇跡に近いので吉兆。
2. 茶柱が立つ→柱が立つ→良い事
3. その昔、茎の多い二番茶が売れ残るのに困った一人の商人が「茶柱が立つのは縁起がいい」と弱点を逆手にとって宣伝して大ヒットになった。
私は三番目の商人の話しに一番興味を持ちました。
テレビで、最近のお茶はいかに茎が混ざらないようにしているかという番組を見たばかりでしたので、だったら逆に茶柱を入れて『茶柱が立つかもしれない!? 縁起のいいお茶』として売り出したらいいんじゃない、って思いつきました。
おお、いいアイデアだ、と悦に入っていたのですが、ネットを読み進めると、独自の製法で茶柱に浮力を持たせた"必ず茶柱が立つお茶"がすでに販売されているそうで、受験生とか企業・旅館などで大人気だそうです。
ですよねぇ。とっくに思いついてしかも製品化されているのは当然です。
で、さらにさらに読むと、
「茶柱が立ったらこっそり飲もう。茶柱が立った場合は、こっそりと飲み込まないと幸運を呼び込むことができないとされている。」ですって。
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